よく走ることに加わる純正らしいルックス
ホンダのCB-
「コンセプトとしてはまず、ツーリング主体。それから『
エンジンも750FCベースで「ピストンは純正+
ところで足まわりに目を移すと、
田島さんは「
Detailed Description詳細説明
「純正らしいだけでなく、ちょっとカスタム感が入るのもポイント」と田島さん。ステムはCB1300SFでオフセットを純正の45mmから35mmに。ステムシャフトは寸法変更/加工。ハンドルバーはZパーツでヨシムラマルチメーターを追加した。左右スイッチはノーマルでマスターはNISSIN製。
外装類は赤×白のFCパターンで再塗装されている。タンク下に入るグリスガンのイラストは、タジマスペシャルCB-Fに多く貼られるステッカーでもある。
シートはノーマルをベースに貼り替え。こうした部分が一新されることでハンドルやステップ等のポジション関係もきっちり生きてくる。
前後ウインカーやヘッドライト、テールレンズ等はCB-Fのノーマルをそのまま使用した。テール部分はフェンダーレス加工も行う。
エンジンはCB750FCをベースに、オーベルコートで表面処理(二硫化モリブデンフッ素コート加工)した純正ピストンにCB900Fカムを組む。ほかにもクランクの1.75kg軽量化/研磨処理/バランス取り、ポート加工等を行ったタジマスペシャルメニューが施されている。
キャブレターはケーヒンFCRφ35mm+KEINZ製ファンネル。車体下側をきれいに這わせた排気系はテックサーフ製のチタン4-1。
フロントフォークはφ43mmのSHOWA製正立をベースにしたタジマスペシャルで、アウターチューブはハードコート仕上げされる。
スイングアームは17インチ化で適正数値を持つXJR1200用の加工品。3本スポークのホイールはCBR600RRからの純正流用で、前後サイズは3.50-17/5.50-17インチ。
いわゆる純正流用の手法を駆使して組まれた足まわりだが、今17インチのCB-Fが出たらこう、という雰囲気も醸し出している。前後ディスクローターはサンスター製を組み込む。
ステップはオーヴァーレーシング製を装着。フレーム補強に関しては、普段のタジマスペシャルCB-F(20カ所)より数を減らした10カ所だが、吟味して施工されている。