データや加工に後継車のものを取り込んで進化
1979~1983年に展開したホンダCB-
「
でも、形という点では好みがあるでしょう。
その言葉通り、タジマスペシャルではCB-Fのフレームを測定・
エンジンも多くの個体を扱ってきた中で、
そこでこの車両だ。CB-Fの元となったRCB、またCB-
1号機は多くのテストを重ねた上でデータを収集した後に販売され
Detailed Description詳細説明
タジマはRC30=VFR750Rでの鈴鹿8耐参戦歴もあり、その時に使ったRC30レーサーの形状も参考にこのフロントカウル/インナーステーを作製。2灯タイプのヘッドライトはRC30流用。着脱もズースファスナーでイージーに行えるようにしている。
フロントフォークオフセットはCB-Fの純正スペックとなる45mmから現代17インチ標準の35mmに。トレール量もCB750Fの117mmからCB1300SF(SC54)を参考にした100mmに改め、適正なハンドリングを得ている。計器はSTACK、フロントマスターシリンダーはニッシンラジアルポンプを装着。
タンクはタジマエンジニアリングハンドメイドのアルミ製で、キャップ部も耐久レーサーらしいクイックチャージタイプにされる。RCBらしいペイントもタジマによる。タンク下に見えるY字状の部品がφ38mmの追加サブフレームで、7N01アルミ製でボルトオン接続ができるもの。
車両のベースはCB750FCで、フレームはタジマオリジナルで20カ所を補強する。エンジンはCB1100R用を排気量1062ccのままに軽量クランク加工やポート拡大、ピストンへの二硫化モリブデンコート+フッ素処理、ベアリング/メタル類一新で搭載。吸気はFCRφ37mmキャブレターを選択している。
タジマ製CB-Fではユーザーの負担を減らすこと、780mmフロントフォーク長のキープ、コスト/性能のバランスで足まわりに純正流用品を使うことが多い。ここではフォークはKYB製インナーチューブ(東洋硬化でハードコート)+SHOWA製アウターチューブ混成のφ43mmとしている。
スイングアームはホンダ系車両のものをタジマで加工。ホイールは3.50-17/6.00-17サイズの流用品だ。EXは同店オリジナルの4-1マフラーを装着する。