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ナイトロンジャパンZ900RS(カワサキZ900RS)

リヤショックに加えフロントカートリッジも登場

ナイトロンジャパンZ900RS(カワサキZ900RS)

取材協力:ナイトロンジャパン TEL:048-812-5906 〒344-0032埼玉県春日部市備後東4-5-40
URL:http://www.nitron.jp/
2019年 9月 16日

より路面を捉えやすく、車体挙動も分かりやすく

諸規制に適合化を図った上で、パッケージとしての完成度も高められた現代バイク。もはやカスタム化したりパーツを換えるようなことはあまりないのか……と思うようなケースもあるが、まだまだ手を入れていく箇所はある。バイクのルックスに満足しているのなら、機能パーツの換装は一番に効果を楽しめ、かつ走りの質も高めてくれる。

その筆頭と言えるのが、サスペンションだ。基本的にノーマルからのボルトオン互換が可能なのも魅力。うち、車種対応が豊富で、日本人の体格や使い道に沿った国内組み立てを特徴とするのがナイトロンサスペンション。これはそのデモ車だ。既に’18年初頭からZ900RS対応リヤショック3タイプ(リザーバーありなしや減衰調整機構の違いによる)を展開していたが、’19年前半にはφ25mmピストンを使ったフロントフォークカートリッジNTR TVT/PROを発売した。

Z900RS自体、ノーマルでφ41mm倒立フォークを標準装備し、そこにはカートリッジも内蔵されるが、このNTR TVTに換装することで左に圧、右に伸びの各減衰調整機能調整を分担(ノーマルは左右各圧12/伸び10段)。セッティングの安定性、そしてきめ細かな調整を可能とした。もちろん減衰自体も上質化し、ブレーキング時の沈み込みも安心感を増し、路面追従性も高めている。

前後で使えばバランスも取りやすくなるし、よりその効果を体感しやすくなるはずだ。カスタムの初めの一歩としても勧めておきたい。

【 ザ・グッドルッキンパイク記事一覧はこちら!! 】

Detailed Description詳細説明

ノーマルフォークの内部カートリッジ入れ替えとなるため外観からそれと分かるポイントは少ないが、トップキャップ形状は変わる。左側トップキャップはセンターの初期荷重調整用6角ブロックがブラック仕上げ。さらに中の6角穴が圧側減衰調整用レンチの差し込み口だ。

こちらは右側でセンターはシルバー仕上げ。伸び側減衰のみ担当する(ノーマルは両方とも伸び/圧あり)ため、セッティングも容易になる。

写真のリヤショックは最上位となるナイトロン R3シリーズ。リザーバー別体式(専用ブラケット標準装備)で3Wayダンピングアジャスター、油圧式プリロードアジャスターを持つ。このデモ車は排気系にSP忠男製を装着し、マフラー変更車でのサス交換を体感する設定だ。

ナイトロンNTR TVTカートリッジ、上がカットモデルで中がNTR TVT PRO(価格19万3320円[※8%税込みのもの。以下同]。カートリッジチューブ内外壁にカシマコートが施されるためカラーはブラウン)、下がNTR TVT(17万1720円)。チューブはともに7076-T6材製。

カートリッジキットのカットモデル、トップ部で向かって左側が上(トップキャップも見える)。TVTはTri-Valve Systemテクノロジーの略だ。

TVT PROカートリッジキットのダンピングシャフト部分で、TVT PROではカートリッジを外さずにリバルブができ、またセッティングを保持したままスプリングの交換ができるレース対応機能も持つ。こうした部分もセッティングのことを考えればありがたいものだ。

TVT PROの圧側ピストン(中央)。サイドに巻き付いて見える黒い帯=ピストンバンドは特殊カーボン+テフロン加工で低抵抗・高耐久。

フォークボトムとカートリッジキットの締結部。このブラウンカラーはカシマコートによるもので、カシマコートは硬質アルマイト被膜にある多孔部に二硫化モリブデンを析出させて潤滑性能と耐摩耗性を高める、アルミへの特殊加工なのだ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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