出来心で作り上げたカスタム提案スタイル
スズキからニューKATANAが発売されて数日で仕上げられ、周囲に「もう登場したか!」 と驚かせたカスタム。
「いや、もう出来心なんですよ(笑)。車両が5月末発売で、
あと、ちょっと賑やかな感じも盛り込みたかったんです。’90年
今は自分のところの製品だけ付けましたという販売促進車的なもの
だから言ってしまえば、
そうは言うものの、いや、
「そう捉えてもらえるなら十分です。
Detailed Description詳細説明
スクリーンはニューKATANA純正をベースにその前側にマウント。空冷カタナ用を装着したものだが高さが増し、カタナらしい精悍さがかなりアップしている。
オーリンズ製フロントフォークをマウントするためにステムも変更。その上で、マジカルレーシング製ハンドルバーを低めにセットしている。カーボンモノコックミラーやテーパーハンドルバーもマジカルレーシングの汎用品を装着。この後ノーマル対応でハンドルバーが車体前に行くトップブリッジも、ケイファクトリーから発売された。
複数プレートを縦に組み合わせたナンバーホルダーはリヤまわりをすっきりさせ、ノーマルKATANAで感じられる全体の寸詰まり感も抑える。
ステップキットは撮影後に開発も進み、市販に移された。20/30mmバック×0/10mmアップでノーマルマフラーにも対応している。
ラジエーターコアガードやエンジンスライダー、樹脂製のエンジンカバースライダーはそれぞれ製品化&市販化済み。サイドフィンは取材時点では開発中だった。
カスタム感も見せるラジエーターキャッチタンク(汎用品)だが、ここはノーマルで一体式となっているラジエーターステー/ラジエターキャッチタンク用ステーを分割したものを試作→後に市販化している。
ゴールドでアクセントともしたフロントフォークはオーリンズ製で、カーボンフェンダーやブレンボ製ラジアルキャリパーを組み合わせる。
「CLR-RG+チタンフルエキゾースト ヘキサゴンサイレンサー(JMCA認証)」は市販に移され、随時デリバリー中。スターティングゴールドのチタン4-1集合でエキパイはφ42.7mm。ぐっと伸びたエキパイ/サイレンサーは最近の市販車純正ショートに慣れた目には新鮮だ。
リヤショックはオーリンズ、ホイールは前後ともBSTカーボンで、マフラーや自社製品/試作品にとどまらないカスタム感を演出している。
チタンフルエキのサイレンサーは385mm長のヘキサゴンタイプで前後エンドがアルミ削り出し。300mm長サイレンサーのスリップオンも登場している。