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GoGo2ストローク ヤマハTZR250編(第2回)
レポート:中村友彦

頼もしい皆さんのバックアップでヤマハTZR250は快走中だ!!

2019年 9月 11日

人間はひとりでは生きていけない。それは世界中の誰もが知っている名言だが、レースをやっていると、本当にそうだよなあ……と、しみじみ感じることが多い。何と言っても、連載開始時にはサーキット経験豊富とはいえなかった僕が、4年以上に渡ってヤマハTZR250(1KT)でのレース活動を楽しめているのは、いろいろな面でサポートしてくれる友人知人、そしてチューニングの手助けをしてくれるショップ/パーツメーカーのおかげなのだから。

中でも、当連載で最もお世話になっているのが、全国の2スト好きから絶大な支持を集めているクオリティーワークスだ。同店がこの企画に関与するようになったきっかけは、2015年4月に筑波サーキットに練習走行に出かけた僕が、ピットで代表の山下さんに偶然遭遇したこと。そこでリヤショックに関する相談を持ちかけ、以後はズルズルと(?)相談範囲を拡大していき、結果的にエンジンから車体、ライディングテクニックに至るまで、ありとあらゆる面倒をクオリティーワークスに見てもらうことになったのである。

そして面倒を見てもらっていると言えば、内燃機加工店の井上ボーリングと、ショックメーカーのナイトロンジャパン/テクニクスも、僕と1KTのレベルアップには欠かせないショップだ。度重なるピストン+シリンダーの焼きつきが克服できたのは、井上ボーリングが開発したICBM、アルミメッキスリーブのおかげだし、今から30年以上前に生まれた1KTでサーキットをガンガン攻められるのは、しなやかかつ上質な動きを実現する、ナイトロン/テクニクスのショックユニットのおかげである。

もちろん、そのほかにも1KTを走らせ続ける上でお世話になっているショップ/パーツメーカーは多々あるけれど、とりあえず今の僕は、クオリティーワークス、井上ボーリング、ナイトロン/テクニクスが店舗を構える埼玉方面には、一生足を向けて寝られない……と感じているのだ。

【 GoGo!! 2ストローク記事一覧はこちら!! 】

当初はなし崩し的な依頼だったにも関わらず、結果的に4年以上に渡って、僕の1KTの面倒を見てくれているクオリティーワークスの皆さん。左が代表の山下さん、中央が安藤さん、右が村井さんで、全員が’70~90年代の2ストローク車全般に精通している。

ICBMの投入だけではなく、クランク+コンロッドのオーバーホールやシリンダーヘッドの面研など、井上ボーリングにはあらゆる内燃機加工でお世話になっている。右が代表の井上さんで、中央は昨年引退した家泉さん。左はレーサーとしての経験も豊富な小林さん。

度重なるピストン+シリンダーの焼きつきに悩んでいた僕にとって、井上ボーリングのICBMは救世主と言うべき存在になった。純正の鋳鉄スリーブに替えて、2017年春にこのアルミめっきスリーブを導入してから、焼きつきには一度も遭遇していない。

当初はNSR250Rの純正を使っていたリヤショックは、2016年夏からナイトロンのR3レースシリーズに換装している。僕の使用状況を考慮したうえで、バネレートとダンパー特性を設定してくれたのは、多種多様なショックユニットを熟知している同社の金子さんだ。

才谷屋の3MA用フェアリングと’87年型TZ250用シートカウルを採用したことで、当初と比べるとレーサー的な雰囲気が濃厚になった現在の僕の1KT。実際はフルカウルなのだけれど、装着するチャンバーとの干渉を鑑み、テープ部分でカットして、僕の1KTはハーフカウル仕様としている。ラジアルタイヤの装着を前提とした前後ホイールは3MA/2XT用で、ブレーキパーツにはサンスター/ZCOO/HELを使用。ドライブチェーンはRK520TRUで、クロモリ製の前後アクスルはP.E.O.。キャブはミクニTMX32、チャンバーはSP忠男、点火コイルはASウオタニを選択した。

WRITER

中村友彦

二輪雑誌編集部員を経て独立し、現在フリーのモータージャーナリストとして活動中。クラシックバイクから最新モデルまでジャンルや新旧を問わず乗りこなし解説する。カスタムやレースにも深く興味を持ち、サンデーレースにも参戦する。

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