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ナイトロンNinja ZX-25R(カワサキNinja ZX-25R)

ハンドリングを劇的に変化させるリヤショック変更

ナイトロンNinja ZX-25R
(カワサキNinja ZX-25R)

取材協力:ナイトロンジャパン TEL048-812-5906 〒344-0032埼玉県春日部市備後東4-5-40
URL:http://www.nitron.jp/
2021年 5月 19日

信頼感抜群の操安性と上質な乗り心地が得られる

2020年9月の発売以前から、大きな待望感を持たれていたカワサキNinja ZX-25R。カワサキとしては2007年に生産終了したバリオスⅡ以来の直列4気筒250ccモデルとなる。そのエンジンは新設計でスチールトレリスフレームに積まれ、倒立フォークやホリゾンタルバックリンク・リヤサスと組み合わされる。いきおい、各種カスタムパーツも続々輩出しているが、その口火を切ったひとつが、ナイトロンのリヤショック。この車両はその装着デモマシンだ。

装着されるショックは同社製ショックのうち最上位品となり、3WAYダンパーアジャスターを装備する「R3」。スプリングレートはノーマル+2.5㎏/mmとなる12.5㎏/mmと、最近の車両では珍しく、20%ほどと大幅にレートアップしている。

空車状態ではノーマルとはほとんど差がないが、ライダーが跨った際のリヤサス沈み込みは、ノーマルよりナイトロンの方が少なく、適度に尻上がりになる。それでも、足着き性が悪くなったとは思えない。

このリヤショック換装によって、フロントに理想的な荷重がかかるようになるようで、フロントタイヤの旋回性が高まり、ハンドリングが良くなった印象がある。具体的には、狙ったラインにフロントを乗せやすいという感じだ。

では交換した側、リヤはどうかと言うと、コーナー中盤から立ち上がりに、グイグイ曲がる手応えを感じつつ、早い段階からスロットルをワイドオープンできる感触がある。もちろん、スプリングとダンパーの相性、凹凸の上質な吸収性もさすがサス専門メーカーの専用設定品という感じがする。

ノーマルも決して悪いわけでなく、多くのライダーに多くのシチュエーションでそのまま適応するという作りにおいては手堅い。でも、そこに乗り心地を良くしてみたいという考えが起こったなら、この車両のようにリヤサスを換えるのはとても有効だ。このナイトロンNinja ZX-25Rのように、本来のハンドリングまでも引き出してくれるからだ。

カスタムとはこうして楽しむ。それがリヤサスからでも分かるというわけだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ナイトロンのイメージカラー、ターコイズブルーのスプリング。ほかにタイタニウムブラックも設定がある。スプリングの自由長はノーマルより2mm長い310mmで、スプリングレートはノーマルより20%≒2.5kg/mm高い12.5kg/mm。写真手前に見えるのが伸び側ダンパーアジャスター(+/-の文字部分)と車高調整機構(ロックナット式のハイトアジャスター)で、アクセスもしやすい。

デモ車両が装着しているのは、圧側高速16段/圧側低速18段/伸び側24段の3WAYダンパーアジャスター(減衰力調整機構)を装備する「NTR R3」。うち、圧側については写真上側のホースタイプリザーバー部に設けられた外(黒い部分、高速側)と内(1段高い銀色の部分、低速側)のふたつのダイヤルによって簡単に調整できる。下側はスプリングの油圧式プリロードアジャスター(初期荷重調整機構)だ。

ナイトロンNTR R3のNinja ZX-25R用はこのようにショックユニット本体、ホースタイプリザーバー、油圧式プリロードアジャスター、そしてZX-25Rのフレームにリザーバーとアジャスターを取り付けるための取り付けブラケットがオールインワンとなっている。ほかにもNinja ZX-25R用にはNTR R3のアジャスターを伸び/圧の2WAYタイプとしたNTR R2、別体のリザーバー/アジャスターを持たない1WAYのNTR R1がラインナップされている。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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