スクリーンは走行風からライダーを護るもの、ガジェットマウントバーもその名の通り、スマホなどガジェットをライダーの視認内にマウントするもの……。ラリーマシンはさておき、少なくともロードバイクでは、両者はそれぞれ準備するのが一般的だった。だが、ことKATANAに関しては別らしい。キジマが新発売した“メーターバイザーKIT”は、両者を一体化した、便利&安全なアイテムなのだ。
まず、ポリカーボネート製のスクリーン部は、KATANAのスタイルを崩さないことに配慮しつつ、ロングデザイン化。その取り付け位置は15mmの範囲で上下調節可、取り付け角度も0〜5度の範囲で選べる。ライダーの座高、スポーツ/ツーリングなどシチュエーションで最適位置に設定できるというわけだ。
一方のマウントバーは、今やバイクではナビゲーション用として一般化したスマホなど、見やすい位置にマウントする自由度も確保。ハンドルまわりをスッキリ整理し、視線を落とすことなくナビが見られるのは何より安全だ。
普段使いからロングツーリングまで、簡単ボルトオンでKATANAの機動性を底上げする同品、KATANAオーナーなら注目しない手はない。
純正同等の厚手のスクリーン部をスチールステーでしっかりカウル&メーターステーにマウント。走行風でのブレを許さない頑強な作り込みも、こだわりポイントだ。
元祖カタナ・GSX1100Sを彷彿させるスクリーン部は、ライダーをすっぽりと覆うデザイン。ロングツーリング時の走行風による疲労軽減効果も、十分に期待できる。
マウントバーはφ22.2mm。有効取り付け長は130mm。1.5kgまでの積載が可能という。写真はスマホ装着例だが、ナビとして使用しても走行中の可視範囲に入れておけば、無駄な視線移動もなく、ライディング時の安全性も高まるはず。アクションカメラ装着など、オーナーのアイデア次第で、KATANAのある生活は飛躍的に楽しくなることは請け合いだ。
SPECIFICATION
メーカー | キジマ |
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製品名 | KATANA用メーターバイザーKIT |
適合車種 | スズキKATANA(2019年型〜) |
素材 | スクリーン:ポリカーボネート ステー:スチール |
マウントバー仕様 | サイズ:φ22.2mm×130mm(有効取り付け長) |
スクリーン可動域 | 上下:15mm 角度0〜5° |
価格 | 2万3000円+税 |