普段使いを考えた時に対応する便利なパーツ群
キジマが自社パーツを装着したデモ車のスズキKATANA。まるでノーマル車両に純正でこんなアクセサリーが設定されていたのではないかと思えるフィット感と同時に、機能(ここではユーティリティ)向上パーツを組み合わせている。
キジマ自体が1958年創業の老舗で、その歴史の中で自社製品を装着するバイクの外観やフォルムを崩さないように配慮してパーツ製作を行うというスタイルを構築。それがこのKATANAでも発揮されているというところだ。
早速、主なパーツに目を向けてみよう。まずはの注目は、テールまわり。コンパクトなKATANAのショートテールスタイルは、バイクを手に入れて行いたくなることの筆頭であるツーリング時には、バッグ類の積載をどうするかという悩みに行き当たる。それを解決するのが、タンデムグリップとリヤキャリアだ。
どちらも、車体のラインにいかに合わせ込むかに腐心している。タンデムグリップはタンデムライダーが握りやすい上に、荷物積載用にも使える。またリヤキャリアは、サイズや積載重量を確保しながらも、これなら付けっぱなしでも違和感ないとオーナーを納得させるデザインにまとまっている。ともにフェンダーレスキットと併用可能というのも、嬉しい点だ。
そのフェンダーレスキットは、他にないスタイリッシュなロングマッドガードも装備し、リヤタイヤからの泥跳ねからライダーを保護する配慮を加えている。また、付属キーですぐヘルメットを留めておけるヘルメットロックの利便性は多くのライダーが知るところ。これらは他社種用も広くラインナップするキジマならではの定番だ。
汎用品から始まって、今は車種別展開も行うTR LEDシーケンシャルウインカーも同様で、カスタム・ビギナーにも優しい簡単装着設定。今や当然となったガジェット追加にも、防水・防塵規格IP55相当のUSBポートで対応する。
KATANAを手に入れて、日常的に使おうと思った時に“これがあると助かる……”。そんな、痒いところに手が届くパーツを、汎用品も含めて先回り的に展開している。そんなキジマのパーツ群でまとめているのが、このキジマKATANAなのだ。
Detailed Description詳細説明
「ウインカーランプSET シーケンシャルTRウインカー」(2万7000円+税)は流れるように光るキジマのTR LEDシーケンシャルウインカーのボルトオンキット(ここではKATANA対応品を装着)。マウントベースや変換ハーネスも付属し、車検にも対応している。
「インジケーター付きUSBシングルポートキット」(4000円+税)は本体防水仕様でレインプルーフキャップも装備する。車体側の電圧状態を青/赤のLEDインジケーターで知らせるほか、バッテリー電圧が11.5V未満になると充電を停止する電圧感知機能も持つものだ。
「リヤキャリアKATANA 19y」(2万8000円+税)はショートテールで積載スペースの少ないKATANAの積載量を大幅に高める定番アイテム。スチール製丸パイプブラック仕上げで最大積載量5kg。見ての通り純正装着品と思えるような仕上がりも持つ。
「フェンダーレスキットKATANA 19y」(1万7000円+税)はスチール製で、LEDライセンス灯とスリムリフレクター、またナンバー下から後ろに延びて泥跳ねを軽減するマッドガードも付属する。純正ウインカーにもカスタムウインカーにも対応する。
「タンデムグリップKATANA 19y」(1万4000円+税)はテールカウル下面に沿わせる工夫した形状を採り、自然な装着具合を得ている。
「ローダウンブラケットKATANA 19y 20mmダウン(6800円+税)はシート髙が20mm下げられて足つき性を高め、ややシート高が高めになっているKATANAの立ちゴケの不安も抑える。スチール製ブラック仕上げでショートサイドスタンドも不要。
「ヘルメットロックKATANA 19y」(3400円+税)は左側タンデムステップ部に取り付ける。ヘルメットの管理が楽になるキジマの定番アイテムだ。