楽しみながら作りさらなるタイムアップ必至の1台
JD-STERドラッグレースで中核をなすオープントーナメントクラスで現在めきめきとタイムを伸ばしている、まさに伸び盛りと言うべき小島章男さんのハヤブサ。
初参戦は’23年第4戦のこと。車両は2008年から2020年の第2世代ハヤブサがベースで、エンジンはノーマルの街乗りベース。サイドにエンドが出されたマフラーもJD-STER参加時のみ、このテールパイプに差し替えているという。
車体保護を兼ねて各所に張られたカーボンシートやニーグリップを強化するタンクサイドのストンプグリップ、タンクバッグ装着用リングを残した燃料タンクに、街中でも愛車を楽しんでいる様子が伝わってくる。オールラウンドに高性能を発揮する、ハヤブサらしい仕立ての1台とも言えるだろう。
※写真はすべて2025年6月8日に開催のJD-STERドラッグレース第2戦の会場で撮影したものです
Detailed Description詳細説明
ハンドルまわりも撮影時点ではSTDを基本にハリケーン製ハンドルアップスペーサーH16を使用。フロントブレーキマスターはニッシン製リザーバー別体式に変更され、左右レバーも長さ調整式に換装されている。
燃料タンクはサイドにストンプグリップ、後部にカーボンカバー、タンクキャップにはタンクバッグ装着用リングを備える。
エンジンやフレームはノーマルでステップはヨシムラのX-TRENDにSHIFT POWER製クイックシフターを組み合わせる。ホワイトカウルに映えるフレームスライダーはベビーフェイス製だ.
フロントにはドラッグレース時、Brock's Performance製タイダウンを装着して車高を下げて走行する。
リヤホイールはマルケジーニM10S Kompe-Evoで、純正同等の6.00-17サイズ。組み合わせるリヤタイヤはドラッグレース定番のSHINKO 003A HOOK UP。スイングアームとローダウンリンクはROARING TOYZ製10インチロング。エンドに開けられた3つのホールで6/8/10インチロングを選択可能。小島さんが使用するのは6インチ位置で、エンジンチューニングやライダーのスキル、走行スタイルに対応できる仕様も特長となっている。








