レブルの楽しさを広げるカスタム・アイデアを表現
抜群の足着きの良さや、見た目にボリュームはあるのに十分に取り回しやすい車体。過不足なく走りきるエンジンと、普段使いの1台としてレブルを選ぶというライダーは多い。キジマは2017年の同車登場当初から、ツーリングに日常使いに適した多くのパーツを提案してきた。今まで言い尽くした感こそあるが、キジマ製パーツのメリットはどれもがボルトオンであること。普通のライダーの手元にあるハンドツールで簡単に装着できることを前提としている。そしてそれらパーツ群を装着したデモ車両もその都度見せてきたのだが、今回は’22〜レブル250 Sバージョンを元に、そんなニーズに寄り添い、さらに利便性を広げる’24年最新と言えるアイテムを装着した車両を紹介しよう。
「多数ラインナップしているレブル向け商品群の中でも売れているのが“バッグサポート”です。人気のレブルですが、積載力にお困りのユーザーは多いようで、バッグサポートを使って振り分けバッグが安全に装着できることが評価されているのでしょう。“ヘルメットロック”が定番になったのも、利便性アップのため。
一方で注目してほしいのが、純正より65mm手前に引ける“XLXスタイルハンドルバー”と、足着き性を変えないまま座面位置を前に出せる“リーチタイプシート”の組み合わせ。その足着きの良さを理由に小柄な方がレブルを選ぶ例を聞きますが、意外なハンドルの遠さや腰が固定されて乗りにくさを感じる純正シートへの不満も聞こえます。弊社製ハンドルとシートの組み合わせは、そこを解決できるポジションパーツです」と、キジマ・企画開発部の西澤さんは言う。
そしてこれからのシーズンに改めて注目したいのが、レブル250/500専用のグリップヒーターKIT。スロットルパイプ外径が他の1インチハンドル車より細いレブル250/500に専用スロットルパイプを用意することで追加部品なしで装着できる。まさにキジマの面目躍如たるアイテムだ。ほかにも最新の注目アイテムと言える“スマートモニター『SD01』”やこのマウントに使える“マウントバーステー”。存在感を高める“フォグランプ”に、定評の“エンジンガード”と、多彩な使い方に合った注目パーツ群が揃う。「あ、これはいいかも」。そう思えたら、キジマHPで詳細を知るのもいいはずだ。
Detailed Description詳細説明
キジマが販売するスマートモニター『SD01』は、本格的な5インチサイズのタッチスクリーンパネルを筆頭に、3万5200円という手ごろな価格(2024年12月現在、以下同)、テックマウント製ホルダーなど、必要物を備えたオールインパッケージで人気のアイテムだ。Wi-Fiでつないだスマホで立ち上げたナビ・アプリを使いながら、各種音声情報も併用してライディングの楽しみを広げるもの。
レブルにはハンドルバーから立ち上げる『マウントバーステー』(6600円)を組み合わせることで、写真の通りメーター上の視認性の良い位置に装着可能だ。
これからのシーズンに重宝する、キジマの人気アイテム『グリップヒーターKIT GH07』の装着写真。通常のグリップと握り心地がほぼ同じで違和感なく握れる。左側基部に設けられたON/OFF/温度切り替えスイッチも使いやすく5色のLEDで暖かさの段階も分かりやすい。
『グリップヒーターKIT GH07 レブル250/500』(2万2000円)のキット内容。レブル250/500専用のスロットルパイプと電源取り出し用ハーネスがセットに同梱されるから、追加部品が不要なのが嬉しい一品だ。
「HONDA」文字のホンダ純正エンブレムをアンダーブラケット部に取り付ける『エンブレムステー』(3520円)と『フォグランプKITイエローLED』(3万8500円〜4万700円)はフロントまわりにボリュームを持たせる。カウルサイドに見える超小型LEDウインカーのNanoウインカー(装着品は『ウインカーランプ Nano3 ブレットスタイル シングル アンバー 12V1.35W 2個』、1万5400円)がセットできる『ウインカーステークランプ』は1万1000円(左右セット)で用意される。
古くからH-D向けなどに製作してきたスチール製『エンジンガード』もキジマの定番アイテムのひとつ。レブル用(1万5950円)も、そのスタイルを崩さないように幾度となく試作を行った上で製品化された。'17年型〜を含むレブル250とCL250に適合するが、レブル500には非対応なので注意を。
レブルに、安全に振り分けバックが装着できる『バッグサポート オールインワンタイプ』(1万6500円/左右セット)はレブル・ユーザーに人気の製品。そのバッグサポートの奥に見えるのは取り付け用ステー(3300円)を介し装置された『K3タクティカルETCケースTC01』(2860円)。日本無線製JRM-11と21・ミツバサンコーワ製MSC-BE51/51W/61/61Wに対応するサイズで、レブルやH-Dのような収納スペースのないモデルに重宝するアイテム。
サイドバッグの装着によって使用できなくなる純正品を補うための『ヘルメットロック』(3960円)。Φ28.6mmパイプに使える汎用性の高い写真の製品以外にも、ハンドルのレバーブラケットクランプ部に設置するタイプ(4400円)がある。
『ハンドルバー65mmバック マットブラック』(9460円、車両全体写真参照)とともに小柄なライダーにも快適ポジションを創出する『リーチタイプシート』(既存プレーンタイプ:3万3000円)にはダイヤ柄(3万6300円)も加わり、プレーン ブラック、ダイヤ柄 ブラック、ダイヤ柄 ブラウンの計3タイプが選べる。
'20年型〜レブル250/500のテールランプをクルーザースタイルに似合う丸型に変える『LED Coreテールランプキット』(1万9800円)にはLEDナンバー灯とリフレクター用ベースも同梱。ナンバープレート左右には、フロント同様にキジマの人気アイテム、『ウインカーランプ Nano3 ブレットスタイル シングル アンバー 12V1.35W 2個』、1万5400円)がセットされる。