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ブルドック Z1000Mk.Ⅱ(KAWASAKI Z1000Mk.Ⅱ)

余裕のトルク&信頼性を落ち着きある外装に加える

ブルドック Z1000Mk.Ⅱ
(KAWASAKI Z1000Mk.Ⅱ)

取材協力:ブルドック TEL0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:https://www.bulldock.jp
2024年 4月 24日
鍛造ピストン&6速ミッションの安心エンジンも定番

ハードパーツはブラックでまとめ、グレーベースにナイトロンブルー&ブラックで純正パターンのストライプを配した、レトロチックな外観を組み合わせた、コンプリートカスタムGT-M(Genuine Tuning Machine)の近作。

GT-M共通の、ハイレベルカスタムを受けながらそれをひけらかさず、自然に見えるように作り込まれたこと。一方で、その自然さの中にもしっかりした存在感を示すという部分もにじませている。その存在感の軸になるのは、エンジンだろうか。鍛造ピストンを使っての1200cc+ブルドック・オリジナル6速クロスミッションのエンジンは同店定番で、ノーマルより2割以上の排気量拡大を行いながら、さりげなさも含めて長く乗れる仕様になっている。そこにはブルドック流と言える空冷Zへの思想も織り込まれている。

「大馬力仕様を作るのは得意ですから、そこでも問題ない質と耐久性を作り込んでおきたい。カワサキのと言うか、空冷Zの真骨頂でもあるオーバークオリティ。それをさらに上乗せする感じです。実際にGT-Mでは1200cc仕様にステージ2カムで6万km以上を走ってノントラブルというような実績も多くあります。チューンドでも心配なく、安心して乗ってほしい。ですから、当社製各パーツや加工はそんなオーバークオリティで考えています」とブルドック・和久井さん。

ミッションもそのひとつで、ギヤ歯は最新形状。一番摩耗しやすいドッグ(各ギヤ側面の嵌め合い突起)を純正の円柱から最新形状の角型に変えて、点でなく面でギヤ同士の力を受け、かつダメージがないようにしている。逆テーパーカット加工(約5度)も行い、ギヤ抜けもしにくい構造だ。6速クロスではギヤがスムーズにシャフト上を動くようにインボリュートスプラインも採用し、レール数も増やされている。

その上で、ノーマルのようにゆったりツーリングを楽しみたいならトップもロングな5速を勧め、レーシングスペックなら6速クロスも選べる。選択肢があることで、エンジンの仕様や使い方とも合わせやすい。精度も高めてあって振動も少ないことから、燃費も上がるのだという。

数値としての精密化により振動も減らし、素材や精度の向上で高耐久化も図れる。こうした腰下大物パーツによって、Zは今までよりも精度や耐久性を増せる。従来の考え方だと、こうしたハイスペックは特性や耐久性の不安、乗れるのかという疑問も付いてきたが、GT-Mでは普通に楽しめる。それはこのミッションなどのパーツ、そしてブルドックの技術ゆえだ。そんな不安の払拭と、ハイスペックが同時に手に入る。この車両はそれゆえの余裕が、落ち着いた外観からも窺い知れるというわけだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

きっちりした内容をシンプルに作り込むのも特徴のひとつで、Z(ここではMk.II)の雰囲気はそのままにスマートさを高めている。カーボンボディのミラーはマジカルレーシング・NK-1ミラーのタイプ1ヘッドで、左右マスターはブレンボRCSを使う。

ステムは17インチ仕様&φ43mmフォークに合わせたマッコイ正立φ43mm用ステムキット。ハンドルバーはロータイプ、メーターは純正で、ハンドルクランプ上にはヨシムラ・プログレスメーターを置かれる。

燃料タンクはアルミ製のマッコイで、軽量化を図ると同時に今後の耐錆性も考慮したもの。カラーはグレーのベースカラーにMk.II純正パターンのラインを水色と黒で配するという、今ならではのスマートで落ち着きあるデザインで仕立てている。

ライダー側とタンデム側で表皮を変えてダブルタイプの中にシングルシートの雰囲気も加えたシートはマッコイ・スプリームシート。ライダーのコントロール性、長距離走行での居住性も高められるものだ。

エンジンはMk.IIをベースにピスタルレーシングφ76mm鍛造ピストンで1200cc化、ミッションもブルドックオリジナル6速クロスを組み、内燃機加工もブルドックで行う。電装系の強化/一新も行われる。マッコイ・オフセットスプロケットアウトボードキットも組まれ、適正チェーンラインも確保。当然ながらフレーム側も正しい数値での17インチ適正加工が施された。

キャブレターはFCRφ35mmをブラックファンネル仕様でセット。サイドカバーにペイントされた車名も1200cc仕様であることをさりげなく表現する。

フロントフォークはナイトロンφ43mmで、フロントブレーキはブレンボ484カフェレーサーキャリパー+マッコイ×サンスターディスクの組み合わせ。

リヤブレーキはブレンボCNC 2Pキャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスク。フルチタン4-1(内部4-2-1)のマフラーはWin Mccoy Neoフルエキゾーストでサイレンサーはブラック/SHORTを選択している。

スイングアームはアルミオリジナルのマッコイ、リヤショックはナイトロン。前後ホイールはアルミ鍛造で超軽量&最新デザインのラヴォランテ・スフィダーレで、1.85-19/2.15-18の純正に換えて3.50-17/6.00-17サイズを履く。ドライブチェーンはRK 520XXWだ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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