名車Z1誕生から45年が経過した2017年末に、あのマジック9コンセプトを引き継いでデビューしたカワサキZ900RSは、現代の“ジャパンスタンダード”と言っていい人気モデルだろう。
そんなZ900RSのディテールを精緻に再現した1/12スケールのダイキャストモデルが、このほどインタ-ナショナルトレーディングムラシマから発売された。完全新設計の金型で鋳造されたボディには、すでにクオリティの高いペイントが施された完成品。箱から出せば、お気に入りの場所に即ディスプレイもOKだ。そのカラーバリエーションも初期モデル(2017~2018年型)の純正カラー4色がすべて揃えられているという点も嬉しい。特に金属製ガソリンタンクの質感の高さは、オーナーならずともニヤリとしてしまう出来栄え。
目下、新型スズキKATANA(2970円・税込)についても予約受付中。こちらもファンなら気になる一品だろう。
マフラーやリムをはじめ、光沢のあるプラスチックパーツを各所に適宜レイアウトしながら、全体のクオリティを高めている。サイドスタンドによる自立も可能で、再現度は高いものだ。
フロントブレーキディスクは実車の装着パーツに基づく多孔タイプとなっている。細部まで手抜かりなし。
上下にスムーズに可動するスイングアーム。リヤショックのダンピングも効いているのだ。
ハンドル、メーターまわりも緻密に再現。2750円というリーズナブルなプライスは、即買いを決断しても後悔することはないだろう。
SPECIFICATION
メーカー | MAISTO |
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製品名 | KAWASAKI Z900RS |
カラー | Z900RS: キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ メタリックスパークブラック Z900RS CAFE: ヴィンテージライムグリーン メタリックストームグレー |
価格 | 2750円(税込み) |