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Team CB’s 市本ホンダ CB900F(ホンダ CB900F)

段階的でもまとめてもカスタムを楽しんでいく

ichimotohonda CB900F BlackGreen 01

Team CB’s 市本ホンダ CB900F
(ホンダ CB900F)

取材協力:市本ホンダ(Team CB's) TEL0288-22-0594 〒321-1273栃木県日光市吉沢252
URL:http://www.nolimitjapan.com
2022年 9月 09日

17インチカスタムをベースに段階ごとの変化を楽しむ

純正車両が見せる高いバランス感。車両の現役時代でも言われていた“ホンダ車オーナーは純正好きが多い”。こうした背景からか、CB-Fシリーズには純正スタイルを望むユーザーが多いようだ。旧車人気が高まった今でも、再生産パーツや各種手法で蘇る車両が増える一方、それを大事にしたい気持ちからか、何かを換えていこうという熱は他の機種より低めかもしれない。

そんな中で、チームCB’sの市本さんが最近追加の手を入れたというのが、このホンダCB900F。セパレートハンドルや倒立フロントフォークを装備。そして純正パターンを生かしつつもベースカラーを単なるブラックでなくカーボンパターン、ストライプやロゴをツートーンのターコイズブルーで仕立てた点は、CB’sらしいカスタム感あふれる作りだ。この、攻めた感触や遊べるCBに積極的な姿勢の源は何だろうか。CB’s市本さんに聞こう。

「オーナーさんは長くCB-Fに乗っている方で、この車両もXJRの足まわりで前後17インチホイール化して楽しまれてたようです。それである時に私たちのイベントにいらした。そこで初めてお会いしたんですけど、カスタムを進めたいとオーダーしてくださったんです。

ichimotohonda CB900F BlackGreen 02

今回は足まわりの変更と外装の変更で、フロントフォークを倒立にして、このカラーリングで仕上げました。“段階的に楽しみたい”ということで、次はフレームを補強して、パウダーコートで塗り直すように考えています。エンジンもいずれ開けてチューニング、合わせて外観も黒くするという予定は立てています。長く乗ってきたけれど、この先もさらに楽しんでいこうという感じかな」

手法としてはロジカルでオーソドックス。ただ、ルックスが純正のイメージから現代的な感じで先に進んでいるから、攻めていると思えるのかもしれない。

「そうかもしれません(笑)。ウチはアンチ純正派が多いかなって自覚はありますよ。でもやっていること自体は普通。エンジンのバラし組みにフレーム加工、塗装……って。でも色だったり、パーツの使い方とかが何となく他と違うというか、昔からのカスタムチックな雰囲気で捉えられてるかなと思います。

ウチは基本的に前後17インチホイールでCB-Fを作るんです。そうするとタイヤも好きに選べますから。18インチでもできるんですけど、タイヤのことを考えたら17インチ仕様で作って、車高とかを合わせていって18インチっぽい味付けにすればいい。その辺が18インチ好きには違って見えるのかもしれませんけど」

市本さんのスタンスは、言い換えれば“しっかり走る車両作りができるのならばあとは味付け”ということだ。エンジンも、車体も。好きな仕様をきちんと決めて(あるいは考えを汲み取れるショップと相談して)、それに沿って仕立てればいいということだ。オーナーの要望に応えつつ、先の展開にも柔軟に対応する。それがあるから、それぞれの段階も楽しめていけそうなのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

撮影時はミラーを外していたが、普段の走行時はバーエンドミラーを装着する。ウインカーは小型LEDとし、同じくLED化されたヘッドライトとともに削り出しステーでマウントする。外装はカーボンを張りクリア仕上げ、シートもネオファクトリーで新たに起こしている。

メーターはCB900Fノーマルで、今回のフロントフォーク倒立化に合わせてステムはホンダCBR954RR純正品に変更される。セパレートのハンドルはCONVERTI BARSでフロントマスターシリンダーはブレンボRCS、クラッチ側はブレンボ・メカニカルクラッチレバーキットを使う。

外観もきれいに保たれるエンジンは901ccのノーマルで、ラウンドオイルクーラーが追加される。今後内部スープアップや、外観のブラック塗装化も予定されるそうだ。フレームも現状でリヤショックのレイダウン加工を行っているが、今後補強&パウダーコート仕上げも視野に入る。

キャブレターはFCRφ35mmをフィッティング。これに組み合わされるマフラーはフルチタン4-1でCB-Fで人気のメガホンエンドだ。

フロントフォークはGSX-R1000K7純正を流用していて、フロントフェンダーは他の外装に合わせてマジカルレーシング・フロントフェンダー(STD)でカーボン化している。フロントブレーキはブレンボ・ラジアルキャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスクで、ブレーキラインはスウェッジラインのステンレスメッシュ+ブラック被覆。フローティングピンやキャリパーカラーもブルーに変更する。

フロントまわりを換装したことによって速度計はフロントスプロケット検知式に変更。ステップにはナイトロレーシングをチョイス。

リヤブレーキはブレンボP2 34キャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスクの組み合わせ。下側スタビライザー付きのアルミスイングアームはオーヴァーレーシング・スイングアーム タイプ8のCB750F用。80×40mm目の字断面材製だ。

リヤショックはナイトロン・ツインR3でブラックボディ+ターコイズブルースプリングとして、車体ともカラーを合わせている。前後ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードTYPE-Cで3.50-17/5.50-17サイズ。タイヤはメッツラー・スポルテックRRで前後120/70ZR17・200/55ZR17サイズを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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