
重量級の愛車を苦もなくトランポに積み込めるオランダ発の電動積載システム「neo-dyne」の魅力を徹底解説!
女性でも年配者でも重量車を簡単・安全に積み下ろしできる
炎(ほむら)貴光さんが代表を務める、名古屋市にあるHRMは元々、大手企業が保有する製造ラインの保守点検や修理を担う企業でバイクとは無縁だった。炎さんがJD-STERドラッグレースへの参戦のためにトランポでマシンを運搬する際に、ロング&ローの車体を腹など擦らずクルマに積み込める便利な製品はないか、と探したところでneo-dyne(ネオダイン)に辿り着いたのが、販売スタートへと至るきっかけになったと言う。
▲neo-dyneの正規発売元、HRMの代表を務める炎さんはJD-STERドラッグレースの最高峰、プロオープンクラスで活躍中。neo-dyneとの出会いもマシン搬送の悩みを解決しようとしたのが発端だった。
「ネオダインでは製品をランプ(ramp=傾斜路の意)と呼びますが、レギュラーモデルのAUN200でも耐荷重は550kg。アメリカ向けの製品らしく、ハーレーの大型モデルだって誰もが簡単に安全に、そしてひとりでトランポに積み込めるように作られています。私のようにドラッグバイクを積むのはレアなケースでしょうが、これなら体力のない女性やご年配の方でも便利に使っていただけるな、と販売を始めました。
積載作業は以下に詳しいが、なるほどこれなら重量級のビッグバイクも軽々とトランポから積み下ろしできる。一般のラダーをトランポに渡してバイクを力任せに押し上げる必要もないし、転倒リスクもほぼ皆無に近いものとなる。
バイクに乗るスキルがあれば誰でもすぐに使いこなせるから、その利便性に気付いたバイクショップからの引き合いもある。荷台にフックがあればトランポ側の加工は一切不要というのも魅力だ。
「消耗品はもちろん、万一の故障時もメーカーの部品ストックで修理対応可能です。だいたいは私が注文者さまのところに製品を搬送しますから、その際にトランポへの積み込みなど使用法もレクチャーしているんですよ」(炎さん)
考えれば業務でも個人でも、腰痛などに悩む向きにも、またとないツールだろう。気になれば気軽に同社に相談してほしい。
neo-dyne AUN200/57万2000円
標準仕様のハイエースで使える! 主軸モデルAUN200は550kgの耐荷重を誇る!
今回紹介するのはHRMが主力製品として扱うAUN200(写真上、ラインナップにはさらにコンパクトなAUN100[全長2100mm]もある)で、写真下はその寸法図だ。特に強度が要る一部にはスチールも使うが、本体の主要をなすレール部はアルミ製で巻き上げベルト部は強化ナイロン素材。本体全長は2500mmで全幅は557mm。本体重量は85kgで対応ホイールベースは2000mmだ。
AUN200のトランポへの設置には荷台にある荷掛けフックを利用する(要・アクセサリーパーツAC-012KIT)。トランポ側に特別な改造は不要だ。
レールを引き下ろして(下写真のようにギヤユニットを使う電動だ)バイクの前輪をチャックにはめ込む。バイクをタイダウンベルトでレールに固定すれば下準備はOK。
レール基部にあるギヤユニットでベルトを巻き上げる。
全自動でトランポの荷台と平行になるまで巻き上げたら、バイクの載ったレールをトランポ内に押し込む(もちろんレール部各所にベアリングが配されて押し込み作業も軽くこなせる)。見ての通り女性でもひとりで積み込み作業が行えるのが分かるだろう。
ハイデッキ用エクステンションパーツなどバリエーションも豊富にラインナップ!
ハイデッキのピックアップトラックなどにも対応する、フォールディングタイプのAUN250。HRMでは車種や使用状況によって最適な製品を提案してくれる。ピンときたらまずは同社への相談から。
【協力】協力:HRM TEL052-825-3905 〒457-0075 愛知県名古屋市南区石元町3-38(石元工場) https://hrm-inc.co.jp/
※本企画はHeritage&Legends 2026年1月号に掲載された記事を再編集したものです。
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