キジマが提案する便利アイテム群なら、 現行“Z”シリーズをより豊かに楽しめる!
Z900RSは主軸定番。Z650RSにも期待大!
現在のキジマにとって、カワサキZ900RSは言うまでもない主軸モデル。’18年末の同車デビュー時から数多くのパーツを開発・販売してきた。そして’22年春に発売されたZ650RSについては、現在は需要に供給が追いつかずに見えるが確実なニーズは存在し、この先伸び代のあるモデルと期待して、パーツラインナップを拡充中だ。
「’23年春に開かれた東京モーターサイクルショーの弊社ブースにもZ650RSのデモ車を展示しましたが、製品に関する多くのご質問をいただきました」とは企画開発部の西澤さん。
そうした来場客は全体にビギナーや長くバイクから離れていたリターンライダーが多い印象。ライバル車にヤマハMT-07系やスズキSV650が挙がるが、『やはりカワサキ!』と流れるライダーは増えると考える。
Z900RS向け製品では、ステップリロケーションブラケットやローダウンブラケットといった足着きに関わるパーツが同社の鉄板。下に紹介するZ900RS CAFEカスタムはPMC社製AARCHIロングテールカウルを装着し、タンデムグリップやフェンダーレスキットは同品に合わせた試作の状態だった。
「空冷Z風のロングテールカウルが市場で人気のようですから、弊社でも開発を始めようかと。CAFEのテールまわりはそのスタディ仕様。一方のZ650RSも決して足つきの良いバイクではありませんから、お客さまからの要望次第で、Z900RS並みにラインナップを増やしたいですね」(同)
キジマの現行〝Z〟への新しい提案は、今後もさらに続いていく。
Z900RS CAFE
純正イメージを崩さずに、他と違うドレスアップを実現する
本文の通り、空冷Z風ロングテールカウル開発のスタディ用テールまわりには、キジマの既存市販品と各部寸法が違う新たな試作として、専用の“タンデムグリップ”と“フェンダーレスキット”が装着されている。
Z900RS CAFE純正カウルにキジマ製ウィンカーを装着した際に被視認性をより確保できる“LEDウィンカーキットTRL3タイプ”も試作品だ。なお、フロントカウルやフェンダーレスキット装着車両で、カウルやナンバーでウインカーが隠れてしまう場合に活躍する“ウインカーエクステンション”(4400円)は販売中。ステー部が短いLEDウインカーなどの装着時に35mm張り出すことができる。ネジ部はM8×P1.25×25mmで、M8×25mmまでのシャフトタイプウインカーが取付可能だ。
Z900RS用に早くから用意された“エンジンガード”は2万900円。右側にはフィン付きの“パルサーカバーセット”(メッキ/バフあり。2万900円)も装着してある。
ステップ位置を10㎜UP/20㎜BACKして足付き性を改善する“ステップリロケーションブラケット”(6050円)と、シート位置が純正比約20㎜下がる“ローダウンブラケット”(8250円)は変わらずの人気アイテムだ。
上記したフィンキットとともに70’sカスタムイメージを醸す、アルミビレット+黒アルマイトコントラストカットの“オイルラインカバー”は8800円。Oリングは要・別途用意。
ダイキャスト製の新製品“TECH12ミラー・ラウンド”(1万2100円/1本)はZ2ミラー風にも見えて、Z900RSとの親和性も高いデザインが魅力だ。
Z650RS
街乗りからロングツーリングまで! 気の利いたアイテム展開
キジマが長く開発・販売するスチール製“エンジンガード”には、もちろんZ650RS用もラインナップされる。マットブラック仕上げ、3ピース構造で違和感なく車体にマッチするコンパクト設計で、万一の転倒時もライダーと愛車をダメージから保護するプロテクト性は同社のお家芸といえるもの。価格は2万9700円。
本体&シャフトはエッジの効いたアルミ・ダイキャスト製。リアルカーボンシートが高級感を醸す、新製品の“TECH11ミラー・オーバルエッジ”。ショート&ロングシャフトから好みでチョイスできる車検対応品だ。価格は1万2100円/1本。
こちらも新製品、カワサキ純正エンブレムを装着できる“エンブレムステーKAWASAKIエンブレム用”は3850円。純正エンブレム44033-1054(小/メッキ)あるいは44033-1084(大/ブラック)は別途、ユーザー側での用意が要る。
ツーリング時のナビ使用に必須の“テックマウントTグリッパー5GハンドルマウントKIT”は8580円、“USBポートキット(USB-A、タイプC各用あり)”は6380円。
こちらもキジマの定番アイテム、“フェンダーレスキット”。Z650RS用は1万6500円だ。
キジマのツーリングブランド、K3の“タクティカルシートバッグTC07”は2泊以上のツーリングに便利な本体50〜70ℓ対応の大型仕様で2万9920円。16ℓ/1個の“タクティカルサイドバッグTC04”は1万2100円で販売中。
大型バッグの積載に対応する“アシストリアキャリア”(上)は2万2000円。サイドバッグ巻き込み防止用“バッグサポート”(下)は1万3200円/左右セットとなっている。
協力:キジマ TEL03-3897-2167 〒123-0841東京都足立区西新井4-22-16
https://www.tk-kijima.co.jp/
※本企画はHeritage&Legends 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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